「男に服を合わせるのは後にも先にも“ときメモ”だけ」乙女ゲーム『ときめきメモリアルGirl’s Side』シリーズファン座談会
2021年10月28日、乙女ゲーム『ときめきメモリアルGirl’s Side 4th Heart』が発売された。ファン待望のシリーズ4作目であり、前作の「3rd Story」発売から実に11年ぶりの新作である。
プレイヤーは主人公の女の子視点で高校生活を謳歌しながら、個性豊かな男性キャラクターと少しずつ距離を縮めていき、条件を満たすと卒業時に各キャラクターの「エンディング」を見ることができる。
今回はそんな「ときめきメモリアルGirl’s Side」シリーズ(以下、ときメモGS)を愛するファン4名に集まっていただき、シリーズに対する思いを和気あいあいと語りつくし、それを対談形式でまとめた記事である。
対談参加者紹介
Kerberos(以下Ker)…GS1作目と2作目をプレイ済。推しキャラはGS1の三原色。
サカエ(以下サカ)…DS版で過去3作すべてプレイ済。GS4もプレイ中。推しキャラはGS2の氷上格。
モモサキ(以下モモ)…過去3作すべてプレイ済。GS4もプレイ中。推しキャラは選べないけど、GS3の桜井兄弟が好き。
まどり(以下まど)…DS版で過去3作すべてプレイ済。GS4もプレイ中。推しキャラはGS1のDS版追加キャラ、天童壬。
※司会進行はSisterlee編集部員たぬきが行いました。
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司会:早速ゲームプレイの思い出について、いろいろ話していきたいと思います。まず、皆さんはときメモGSのどんなところに惹かれますか?
サカ:他の乙女ゲームに比べると、高校3年間って長いと思うんですよ。その3年間の中で、事前に存在を知っていないと見れないイベントがあったりして、コンプリートしたい気持ちを沸かせてくるのが好きなところですね。スチルを全部、自分で求めていかないと自然には見れないですからね。
まど:プレイすればするほど、セーブの数が増えるんですよね。「ここらへんでまだ友達だったから7月からロードすればいけるはず」みたいな。私はスチルは「まあ、できれば揃えたい」くらいで、どっちかっていうと、主人公を着せ替えできるのが楽しかったですね。あとボイスがついてるのがすごい。有名声優さんのボイスで名前呼んでくれるのは衝撃的でした。
Ker:私もまどりさんと一緒です。相手によって好みの服屋さんが違うじゃないですか。私三原くんが好きだったので、叶姉妹みたいなゴージャスな服とか買わなきゃいけなくて。三原君もちょっとTMレボリューションみたいな服とか着てて。
まど:ボンテージみたいなね笑
モモ:ヒラヒラしてましたね。
Ker:普段絶対着ない服を買ったり着るのが面白くて良かったですね。
まどり:男に服を合わせるのは後にも先にも「ときメモ」だけだなって思います。
Ker:逆に嫌われるための服を持ってたり。(編注:男の子の嫌いなタイプの服を着てデートに行くと、好感度が下がってしまう)
一同:笑
Ker:スクール水着で行ったり、着ぐるみで行ったりするのが楽しくて、すごい印象に残ってる。
サカ:他の乙女ゲームは男の子たちがもともと仲良くて、グループの中に主人公が入っていくパターンが多いのが、ときメモGSってキャラクター同士がそんなに絡まない。一堂に会さないじゃないですか。入学から卒業までしゃべらないキャラもいる。それが結構他の乙女ゲームと違うなと思いますね。
まど:確かに良い意味でリアルな高校生っぽい。乙女ゲーってすごい好かれて始まったり、逆にすごい不愛想にされたりっていうパターンもあるんですけど、普通の同級生っぽい感じから始まってるのが面白いですね。意地悪されるわけでも、めっちゃ好かれてるわけでもなく、男子こういう感じだったね~みたいな。
悩める男の子たちが変わっていくのを見るのが楽しい
司会:ちなみに皆さん、主人公の名前を自分の名前に設定したりしますか?主人公に自分を投影して楽しむか、完全に外野として楽しんでるかという話も聞きたいのですが……。
サカ:下の名前、本名入れます。そこは開き直って。
まど:私も自分の本名入れますね。でも投影してるっていうよりは、呼ばれ慣れてるから。
Ker:私はGS1をプレイしていた当時からずっと、今と同じハンドルネーム使ってたので、苗字は本名で、名前はハンドルネームで。
モモ:ハンドルネームでやってますね。ちょっと外野目線というか、自分の子供を見ているような感じですかね。
まど:乙女ゲームだけじゃなく、恋愛ドラマやラブコメも好きなんですけど、うまいこと恋愛の会話がハマったのを見るのが面白い。ちょっと太鼓の達人感があるんですよね。「決まった! その台詞最高!」みたいな、投影というよりはそういう楽しみ方してるかもしれない。
サカ:私も自分とその男の子との恋愛を楽しんでるっていうより、男の子が変わってくのを見るのが好きですかね。
まど:わかる。逆に、主人公が男の子によって変えられる展開はあんまりないんですよね。主人公は最初から主人公としての核がきっちりあって、悩める男の子たちが主人公と出会って変わったり成長したりする。2人で互いの欠点を補いあって理解していったりするのがすごくいいなと思いますね。
Ker:そもそも自分自身が恋愛に興味があまりないタイプなんで、ちょっと線を引いて見てるんですけど、うまくいくと「よかったね~」と思うし、変わっていく男の子たち、女の子たちを見てると嬉しくなって、どんどん進めていきたくなっちゃうんですよね。
モモ:そうですね。GS3から特にそうだと思うんですけど、なんとなくカウンセリングっぽい感じもあるじゃないですか。
まど:あ! なんかときメモの男の子達って、父親と折り合い悪い子多くありません?GS1の守村くん、姫条くんとか……。
サカ:GS2のクリスくんもそうですよね。
まど:天童くんも不良になってるから、親から見放されてたりしてて。今回最新作のGS4でもあんまり父親と折り合い良くないキャラがいたりして。男の子と父親の仲が悪くなるっていうのは、やっぱお母さんとの不仲より描きやすいのかな。
モモ:そうなるとヒロインが母親、みたいな感じが出てきますよね。
まど:そうなんです、ちょっとケア要員ぽくなるんですよね。どこまでカウンセラー役を務めるかっていう。言うたって高校生やで主人公。
Ker:ときメモって乙女ゲーだからしょうがないんですけど、仲良くなろうと思うとどうしても恋愛モードになってきちゃう。親愛度が友情レベルだと、あんまり重要なスチル出てこないし、重要なイベントにも絡めなくて。「友情モード」も欲しいなあ。あと女の子とも仲良くなりたい。
(注)
最新作、アップデートされたところとされなかったところ
司会:10月28日に最新作GS4が発売されましたが、プレイしてみてどうでしたか?
まど:4は本多くんがすごいよかったですね。本多くんって初見ではあんまり好みじゃないキャラだったんですけど、やってみるとすごい真正面から褒めてくれるし、照れて「お前」とか「馬鹿」とか絶対言わないんですよ。すごい尊重してくれるし。
モモ:まだいってないんですよね~。
サカ:私も、まだいってない!
まど:本多くんが一番アップデートされてました。感動しました、本当に。4人くらいやった中で一番「今」っぽかったですね。マチズモがないというか、嫌な男性らしさがなくなってて良かったですね、おすすめです。
モモ:次やります。
サカ:私も次やります。
まど:なんかすごいハードル上げてしまった笑
司会:個人的には、GS4にはもう大きなアップデートを期待していました。
まど:わかりますわかります。
司会:「先生ルート」をクリアしたんですけど、今これ見るのちょっとキツイなあと思ったんですよね。(編注:ときメモGSシリーズは、同級生の男の子だけでなく、担任の先生も攻略対象に選択することができる)
Ker:「先生ルート」ってまだある?
まど:あるんですよね~。
Ker:GS1のときも、天之橋理事長がすっごい嫌だった。
モモ:今、あの展開は無理ですよね。
Ker:『マイ・フェア・レディ』的なことをやってましたよね。
まど:文化祭の演劇で、ほんとに『マイ・フェア・レディ』をやってましたね。壮大な皮肉なのかなと思った。
サカ:私、高校生ぐらいのときから結構おじさん好きだったんで、理事長は面白くやりましたけど、当時は。
Ker:あ、ほんとですか!
まど:わかります。当時は中学生だったんですが、少女漫画でも教師と女子高生の話はいっぱいあったから、GS1に氷室先生がいることに全然違和感抱いてなくて。さすがに当時でも天之橋理事長は「大丈夫なのかな……」と思いながらも、そんなに強烈な違和感は抱かなかったんですけど、自分が高校生、大学生になっていくにつれて、教師キャラはちょっとそろそろ厳しいのでは……みたいな。
モモ:こっちの意識のアップデートが進むと、だんだんズレがありますよね。
サカ:対談するにあたって、先生キャラとの恋愛について自分の中でいろいろ考えたんです。確かにどんどんアップデートされてくと、ちょっとどうかなっていうのはもちろんあるんですけど。昔からの定番というか、まどりさんがおっしゃっていたように少女漫画でもよくある展開だし、ある種の女性向けのポルノみたいなとこあったなと思って。
まど:そうですね、「型」みたいな。
サカ:型の一つとしては、あってもいいんじゃないかなっていうのはありますね。氷室先生が初恋といっても過言じゃないので。
まど:教師キャラってジャンルの一つみたいにもうなってるから、キャラをそれぞれ立たせようとしたときに、学園ものだし、教師キャラは切れないんだろうなっていうのは、なんとなくわかるんですけど。
最近で言うとEXILEが所属してる事務所のLDHが「PRINCE OF LEGEND」っていうシリーズを作っていて、これが乙女ゲームと少女漫画を魔融合させて、特徴を吸い取って誇張化したような、すごい作品で。
モモ:魔融合……(笑)
まど:その中に、俳優の町田啓太さんが演じてる結城理一っていう教師キャラがいるんです。この彼が、教師キャラとして割と良い描き方だと思っていて。
自分のことが一番大好きで、すっごいナルシストなんです。で、主人公の女の子のことが好きというよりは、魅力のある彼女に近づいたら自分も魅力的になれるんじゃないかって思って近づいたりするんだけど、大人と子供の境界線をちゃんと守ってるので、彼女に恋愛感情や性的欲求を抱くことが全くないんですね。身体的接触や恋愛的接触もない。でも、キャラが立ってて主人公との関係が面白い。今後どうしても教師キャラ出すんだったら、がっつり恋愛にせずに、教師と生徒の信頼関係ぽいルートでの描き方もいいんじゃないかな。
モモ:私、ネオロマ系(編注:コーエーテクモゲームスのゲーム開発チームが開発した乙女ゲーム群の総称)も好きなんですけど、「金色のコルダ4」という乙女ゲームに出てくる先生がまさにそれなんですよ。本編では「仲いいね」くらいにしか進展せず、エンディングでようやく「進むのかな?」くらいで終わる、余韻がある。今のお話を聞いててその先生を思い出しましたね。
まど:じゃあもういるんですね、乙女ゲーには。全然いいですね、そういう感じでも。
司会:先生キャラ以外の、GS4のキャラクターはどうでしたか?
サカ:私、メガネキャラを毎回本当に楽しみにしてるんですけど、それで言うとGS4は“違う”んですよ。本当に違くて。それだけは残念です。
まど:ちなみにどっちのメガネキャラが違うなと思いましたか……?
サカ:どっちも違いますね。てか、七ツ森くんはメガネキャラじゃないですから。偽装メガネなんで……。
まど:偽装メガネ(笑)。 言ったら氷室君も偽装……。
サカ:氷室君は最初にキャラクターデザインと設定が出たときにすぐ見に行ったんですけど、メガネでサーフィンやるってすごい許せなくて!
一同:笑
まど:ガチ勢じゃないですか、メガネ。でも言われてみればそうですね(笑)。
あと、デートの待ち合わせでナンパのシチュエーションって定番じゃないですか。GS1ではチャラい男の人が「可愛いね」みたいな感じで絡んできて、ちょっと乱暴なナンパだったけど、GS4ではアムウェイの勧誘みたいな人で。あからさまなナンパじゃなくて、ちょっと怪しい勧誘的な方向に変わってきてました。
サカ:ナンパというか、不審者になりましたよね。
まど:そうそう、コナミがあんまり露骨で乱暴なナンパはもうダメだろって思って変えたのか……。
Ker:それいいですね。GS1のとき不穏な音楽流れて怖かったんで。
サカ:「GS3で三角関係だからGS4は四角だ」みたいな単純なところは笑っちゃったんですけど。三人は手に負えないし、逆ハーレム感がないほうが好きなので、GS4の設定変更は若干ちょっとな……って思いましたね。
乙女ゲーの女の子とも仲良くなりたい!
司会:ちなみに、事前に皆さんから「女の子キャラクターの描き方について話したい」ってお話があったんですけど、1作目や2作目では主人公と女の子キャラクターがライバル的なポジションで対立してたのが、3作目や今回のGS4ではちょっと変わってきてるんですよね。
まど:GS1やGS2って「この男の子を好きになったら絶対にこの女の子が敵になる」ってキャラクターが、各男の子に対して揃えられてたじゃないですか。すぐ「絶交宣言」されたり、辛辣な言葉を言われたり、「女の子=ライバル」みたいな。
GS3で完全な新作を2010年代に作るにあたって、女の子キャラが二人だけになって、恋愛とファッションを教えてくれる係になって、親友になれるようになって。GS4も引き続きその傾向で。女同士がむやみに対立させられないのは、いい方向に変わってるうちの一つかなと思いますね。
モモ:GS1、GS2は無理やりやらされる感がすごい嫌で。
サカ:そうそう、求めてないことをやらされてる感が。
モモ:女同士はケンカするものと思ってるのか? 男が考えてるのか?っていう。
サカ:まあ、男が考えてるんでしょうね……。
まど:プロデューサーとか、偉いとこは男性でしょうね。もう一回、1から4、全部の女の子を集めて、仲良くなるゲームをやってみたい。あと、バレンタインには、女の子にはチョコを渡せないですよね。GS4は渡せるようにしてほしかったんです。なってるかな?って思ってたんですけど、相変わらずあげれなかった。別にあげれてもいいじゃん?ってすごい思いますね。
Ker:私も女の子に敵対されるのはすごい嫌でしたね。一人選んだら絶対ライバルの女の子出てくるじゃないですか。でも隠しキャラにはそういうのなかったんで、すごい自由でよかったですね。
まど:各男の子に各女の子がいるっていうのも、乙女ゲーやっておきながらあれだけど、異性愛至上主義すぎるだろというか、皆が皆恋愛相手用意しなくてもね、と思いますしね。
男の子とのスキンシップを楽しむ「大接近モード」
司会:GS2から追加された「大接近モード」ですが、GS4にもありました。皆さん「大接近モード」についてはどう思いますか?
※大接近モード……デートの帰りに男の子が映っている画面をタッチして、たっぷりスキンシップが取れるミニゲームモード。ときめき度が高くないと出現しない。
サカ:今回Switchで出るって聞いて、大接近モードどうなるんだろって思ったんですけど、ちゃんとあってよかったです。ただ出まくるとそれはそれで「もういいよ」ってなりません? 3回目くらいで飽きますよね。
まど:大接近モードはちょっと苦手なシステムで、さっきKerberosさんも言ってた通り、自分も生の恋愛は興味関心が薄い方なんで、ゲーム越しのフィクションのキャラだとしても、男性に触るっていうのが……。ちょっと悶えるっていうか「あっ」ってなってる様子を楽しむ要素じゃないですか。
Ker:セクハラですよね。
まど:そうそう、だから消費しちゃってる感プラス、触った後に男の子が「俺も男なんだよ」みたいに言ってくるのがすごい苦手なんです。
モモ:「どうなるのかわかってんのか」みたいなね。
まど:そうそう。わかるんですよ、可愛い系や紳士的な男の子が「男を見せる」ギャップ萌えっていうのもわかるんですけど、「男を見せる」の「男」のところにウッてなって苦手な部分でもあるんですよね。恋愛感情と性的欲求を結び付けすぎてるというか、男なら女の子に触られたらドキドキするでしょ、当たり前でしょみたいなのを感じすぎて、私はちょっと苦手。
司会:切り替えが難しいですよね。ファンタジーとして楽しむために学園生活をやってるのに、いきなり「性欲」みたいな。
まど:そうなんですよ。ちょっと生々しいんですよね。今回GS4の本多君は大接近モードもよかったんですよ。4人くらいやった中で唯一ウッってならなかったのが本多くん。
サカ:大接近モードも、ときメモだから絶対踏み込まないラインがあるじゃないですか。いくら男の子がなんか言ってても、私はまたまた~みたいな感じでやってます。この主人公の鉄壁は壊せまい、みたいな。
まど:女の子の方も、意図的なのかなって思うくらいの避け方ですからね。
サカ:急に聞こえなくなったりするじゃないですか。「え? よく聞こえなかった……」みたいな。
モモ:「変な〇〇くん……」とかで終わっちゃうんですよね。
司会:主人公の鈍感力ですね。あれがときメモの……というか乙女ゲーの主人公に必要な能力なんですよね。
モモ:他の乙女ゲームもそうですよね。「アンジェリーク」もそうだった気がする。
まど:乙女ゲーの主人公って、たとえば双子キャラだったら二人の違いを一発で見抜くとか、彼の悩みや心の闇をすぐ見抜くのに、ものすごく彼の好意には鈍感っていう。鋭い観察力と鈍感力のスキルが同時に求められるんですよね。
対談総括
司会:最後に、ときメモGSシリーズに対する思いの総括をお願いします!
まど:人生ではじめてしっかりやった乙女ゲーがGS1だったので、自分にとってはすべての乙女ゲーやラブコメを楽しむときのベースがときメモなんですよね。だから特別だし、恋愛の物語に自分自身のことは投影できなくても、パラメータやファッションで自分の意思を反映できて自由度が高いところや、3年間きっちり長く過ごして、時間をかけて今まで知らなかった相手の多面性が見えていくところが面白いです。ギュッと青春が詰まってる感じで、いつまでも追いかけていきたいシリーズだなって思います。良い感じに変わっていってほしいなとも思います。
Ker:私もまどりさんと同じで、生まれてはじめてやった乙女ゲーがときメモなんですけど。異空間のはばたき市に入って3年間高校生として過ごす中で、着たこともない洋服を着て、よくわからないけど男の子と仲良くなって、異次元に入っていく感じが私はやっぱり面白かったです。他の乙女ゲーとはちょっと違う、特別な感じがときメモにはありますね。恋愛ゲームでよくある「うわっ」って感じもそんなにしない。早くGS4やりたいです。
サカ:ときメモGSは、キャラクターの第一印象と最後の印象がガラっと変わる上に、ルートがたくさん分かれてて、何度やっても新たな一面が見れたりするので、GS2全部やりきったつもりでGS3にいっても、過去の男の顔がちらつくんですよ。
一同:笑
サカ:同じキャラで何回も楽しめるところがすごいいいなと思います。いろんな顔を時間かけて見せてくれるのがいいですよね。
モモ:私は最初、PCエンジンの男性向けのときめきメモリアルをやってたので、逆バージョンの乙女ゲーが出て、やってみて「葉月珪かっこいいじゃん」ってなりました。ネオロマンスとかもやってるんですけど、ときメモは皆さんおっしゃる通り未知なる体験ができるというか、異空間に入っていけるという感じですよね。
司会:今後、5作目、6作目にも期待してますか?
サカエ:してます!
まどり:次五角関係とかになるんですかね?
モモサキ:やめてください! 地獄を見るじゃないですか(笑)。
一同:笑
注:2021.12.05 事実誤認の指摘を受け、以下の文章を削除いたしました。「まど:「親友エンド」はあるんだけど、そこにたどり着くには、あくまで恋愛感情が最上レベルに達するようプレイして、かつその告白を最後に断ることによって、じゃあ友達でいようっていうのが前提だからね。確かにKerさんが言ったように、男女の恋愛だけじゃなくて、もう一個別に親友エンドがあってもいいのにね。女の子もね。」
執筆=Sisterlee編集部 たぬき